製作までの話。長年をかけてコレクションしてきたアンティークの素材たち。仕入れや旅先で見つけ、心躍らせ持ち帰った記憶は鮮やかですが、その多くは何十年もまえに日本に持ち帰ったもの。それを大事にコレクションしてきました。古いものは2000年以上前の古代ガラスも。アンティークという単語でひとくくりにしたくないロマンがあります。素材一つ一つの表情、その地域ならではの製法、色の美しさ。話はまだ終わりません。素材は金銭的価値の高いものばかりではないのですから。楽しいものが好きなベルカプリ。古いバッグについていたスパンコールやガラスビーズ、壊れたネックレスから拝借した素材だって含まれます。何がついているかはその時の製作の気分次第。妙にシンプルなものもあれば、「え!」と思うほど良い素材をふんだんに使ったものもあるかもしれません。海外にモノを探しに行くのが難しくなったこの時代、売るのも、買うのも楽しくないとね!と ちょっと初心に帰ったベルカプリの新しい試みです。いつまで続くかはまだわかりません。

約2千年前に作られたといわれている古代ローマングラス。その貴重なガラスビーズの美しさを損なわないよう、飾りを最小限に抑えてシンプルなブレスレットにしました。風化による色、肌触り、不揃いな形は一つとして同じものがなく、人の手では作り出せない自然の力によるものです。また、一部のビーズにはローマングラスの特徴の一つである
銀化を楽しんでいただけます。
【古代ローマングラスの銀化とは】銀化とはガラスが地中に埋まっていた500年から1000年をかけ、ガラスの成分の珪酸や酸化アルミなどが周囲の鉄、銅、マグネシウム分などとおこす化学変化のこと。 ガラスの表面に極薄の被膜ができ、雲母のように多層の膜が形成されることで青と銀が混ざった玉虫色のような発色が見られるのが特徴です。
またこちらには4つの大きなカーネリアンのビーズも使いました。光に透かすと美しい層を形成しているのが見られる宝石、縞瑪瑙です。縞瑪瑙には魔よけの効果があると信じられ儀式の際に多く身につけられたといわれています。ちなみにインダス文明の時代の古代遺跡で発掘されるエッヂドカーネリアンと呼ばれるメノウは赤い瑪瑙の表面に縞模様が描かれていますが、それはこの縞瑪瑙を模して描いていたそうです。

赤味の強いカーネリアンを多く使いました。表に出てくる部分によって全く表情が変わります。さらにランダムに入れた古代ガラスは小粒のものを選び、自然な風合いを感じられるデザインにしました。ひんやりとした肌触りも気持ちよく、実際に身に着けていただいて感じる魅力もあります。
素材:カーネリアン・古代ローマングラス
内径:内径18��(ブレスレット用の透明ゴムを通したフリーサイズ)
*ガラス・天然石ですので、ぶつけたり、落としてしまうと割れてしまうことがあります。そのような性質をご理解いただいた上、お買い求めをお願い致します。
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